主な展示作品ーフィリピン
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Designs Ventures Cebu, Inc. 竹製の本体とプライウッド製のベース部からなるコーヒーテーブル。本体部は 短く切った笹竹を細かく並べた状態で半分に割り、その部分を研磨して成形さ れた独特の構造で、内部が空洞のためサイズの割に軽量で移動も容易である。 少人数による短期間での製造を可能にした素材の巧みな加工・仕上げ方法と、 生活シーンへの新しい提案性が評価された。 |
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S.C. Vizcarra, Inc. 籐のウィッカー編みをベースに、皮革製のポケットを周囲に配した室内携帯用小物入れ。ノートや本などの収納部に加えて、文具類や携帯電話などの収納ポケットを多数備える。家庭向け、オフィス向けを問わないルームtoルームの用途に適した商品にまとめられ、今日の生活に即した内容を伴っていることが評価された。 |
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Kilus Foundation Multi-Purpose Coop フィリピン国内で問題となっているアルミのジュースパッケージをめぐる非営利団体（NPO）リサイクル活動。回収・洗浄・バック製造・販売・流通の仕組みであるが、段階ごとに低所得層の子供たちの関与があり、利益分配が適切に行われる仕組みづくりがなされている。 |
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The Gilded Expressions リボン状のスチールを溶接しながら円形にかたちづくったインテリアオブジェ。単体でパーティションとしたり、中に容器を置いて花器としたりすることができる。 |
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Interior Crafts of the Islands, Inc. わりつかせるという、オリジナリティの高い製法で作られたパーティション。空間と曖昧に関わっていく質の高いデザイン、新しいアジアスタイルを予感させる点が評価された。 |
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Locsin International ホテルや博物館のロビーなどパブリックな空間に置かれることを想定したユニークなフォルムのソファ。空間を印象づけるインテリアオブジェとしての形と身体を心地よく受け止めるやさしさが評価された。 |
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Mind Masters Inc. 紙の束の一方を糊付けし、他方を360度に広げることで形作られる花器。「今まで見たことがなかった」新鮮さが感じられる。デザイナーは長年ブックデザインを手がけており、製本の技術に着目しこの花器を開発したという。ちなみに、名称のJames Bondは「Bond（接着剤）」から由来している。紙という身近な素材を活かした着眼点のユニークさが評価された。 |
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EVOLVE DESIGNS INC 昔から親しまれてきた天然編組の床が、寝心地を考えて波状にもちあがったという印象のデイベッド。実際に横たわると意外なほどにリラックスできる。伝統的な生活を踏まえた着想と、それを今日の生活に活かすべく、過不足なくシンプルに実現したデザインが評価された。 |
