《PROFILE》



■長大作 Cho Daisaku 建築家、家具デザイナー

1921年生まれ
1945年 東京美術学校(現東京芸術大学)建築科卒業
1947年 坂倉準三建築研究所に入所、住宅その他の建築および家具類の設計・監理を担当する
1953年 東京銀行丸子クラブハウス合板椅子のデザイン
1955年 国際文化会館ロビーおよび食堂椅子などのデザイン
1957年 藤山愛一郎邸の建築および家具のデザイン
1958年 松本幸四郎(白鸚)邸の建築および家具のデザイン
個人邸宅の設計とその住宅で使用するための多くの家具デザインをてがける
1960年 第12回ミラノ・トリエンナーレ展参加。日本セクションの実施設計・家具出品。出品作品の中の低座椅子は1961年に商品化され、以来40年以上ほぼその形をかえることなくロングセラー作品として制作、販売されることとなった
1962年 東洋レーヨン基礎研究所、同独身寮の建築および家具のデザイン
1964年 天童木工東京支店の建築
1965年 イトーキ東京支店の建築
1966年 神奈川県新庁舎の家具のデザイン
1968年 別府大学増築の建築と家具のデザイン
1970年 家具「Hシリーズ」
1971年 水之江忠臣、松村勝男両氏と「ファニチャーコレクション三人展」開催
1972年 一級建築士事務所、長大作建築設計室を開設。住宅設計および家具デザインを主に活動する
1973年 池貝孝邸
1973年 フリーダムチェア
1978年 レストラン・テラスレイ
1978年 山本成三邸
1988年 松本幸四郎邸山荘
1989年 山本隆重邸山荘
1990年代に入ると再び椅子の制作を活発化。愛知県立芸術大学において学生へのデザイン指導をおこなう
1991年 たびチェア、たびアームチェア
1992年 はっぱチェア、ちょうスツール
1994年 わっぱスツール
1995年~1998年「日本の建築家による椅子展第1回-4回」企画開催
1996年 ペーラゴソファ、ばちチェア、さんかくスツール、しかくスツール
1997年 OZONEリビングデザインギャラリーにて個展。名古屋市加藤邸において奥村明雄と家具展開催
1988年~「暮らしの中の木の椅子展」選考委員を努める
2000年 ロンドンhabitat社より1953年デザインの「合板小椅子」が復刻制作。ヨーロッパ全域で販売
2001年 東京デザイナーズブロックにおいて個展「リ・デザイン」開催
受賞
1964年 「低座椅子」Gマーク選定
1971年 第17回毎日産業デザイン賞準賞受賞
1977年 「イトーキのフリーダムチェア」「天童木工における一連の家具デザイン」に対し日本インテリアデザイナー協会賞受賞
1994年 「はっぱチェア」日本クラフト展入選
第21回国井喜太郎産業工芸賞受賞
1996年 「さんかくスツール」「しかくスツール」日本クラフト展入選

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