国際若手デザイナーワークショップ2002
「目には見えないストーリー」

プログラム

 
期日 内容
11月8日(金) 出会いのワークショップ
POWER TALK第5弾「目には見えないストーリー」


ワークショップの企画者、参加者、国際コンペティション「名古屋デザインDo!2002」の審査員ら、世界的に活躍するデザイナーと若手デザイナーに出会うトーク&プレゼンテーション。メインスピーカーに、ワークショップの企画者で北米で人気を集めるグラフィックデザイナー、マーティン・ヴェネツキー氏、同コンペティション審査員の内田繁、川崎和男両氏ら、国際的に活躍するデザイナーを迎える。
( 会場=愛知芸術文化>センター・アートスペースA)
※終了しました。

10:30〜13:00 第1部「次世代のデザインビジョンを探る」
「名古屋デザインDo!2002」入賞者+ワークショップ参加者によるプレゼンテーション
14:00〜16:00 第2部「目には見えないストーリー」
ワークショップ2002の企画者、マーティン・ヴェネツキー氏のプレゼンテーション
16:05〜17:00 3部「世界への飛躍 国際コンペへのチャレンジ」
国際コンペティション「名古屋デザインDo!2002」表彰式と審査講評/内田繁、川崎和男両氏
17:00〜17:30 第4部 内田繁、川崎和男、佐藤卓各氏らのサイン入り著書を抽選でプレゼント
11月9日(土) 馬籠・妻籠を来訪。工芸品等の鑑賞を通して日本古来の生活文化を知る
11月10日(日)
11月11日(月)
フィールドワークとディスカッション
2日間、日中>はグループに別れ、演劇、新聞・ラジオなどのメディア、地下鉄システム、リサイクル施設やアメ横の大型電気店といった、日本の衣・食・住のバックステージを見て歩き、日常生活の裏側を掘り下げる(訪問先=NHK名古屋放送局、ZIP-FM、Radio-I、朝日新聞、大須演芸場など)
(※1)
夜の行事1「映画と写真の夕べ」
架空に創り上げた空間に生の息づかいを描き出す映画制作者や写真家のグループを囲む。映画を鑑賞し、話を聴く。一尾直樹(映画監督)+西沢博美(フォトグラファー)ほか
夜の行事2「文学と音楽の宵」
文芸分野から作家、ミュージシャン・アーチストを招く。創作の世界は、どのようにその論理を展開するのか?いつ、その書き手の姿が現われるのか?異なったメディアによって、ストーリーにはどのような影響があるのか?デザイナーは、どのようにストーリーを自作に具現化していくことができるか?海月ルイ(推理小説作家)+山田武司(打楽器奏者・アーチスト)
会場=国際デザインセンター6階・ラウンジ
11月12日(火) 日本の伝統美術、生活用品・雑貨市場調査(訪問先=名古屋市内・近郊<徳川美術館、東山荘、名古屋城、国宝犬山城、国宝茶室有楽苑、トヨタ産業技術記念館、無印良品、東急ハンズ、国際デザインセンター・デザインミュージアム、クレアーレ、ロフト、パルコなど>終日自由行動)
11月13日(水)
10:30〜18:00 プレゼンテーション制作のプロセスを公開(※2)
18:00〜20:00 トーク&ディスカッション
(特別ゲスト:杉浦康平/グラフィックデザイナー)
  ◎入場無料◎申込不要※終了しました。
(会場=ナディアパーク2階・アトリウム)
11月14日(木)
10:30〜16:00 プレゼンテーション準備のプロセスを公開
17:00〜20:00 公開プレゼンテーション
  ◎入場無料◎申込不要※終了しました。
(会場=ナディアパーク2階・アトリウム)
   
  作業の流れ

※1:参加者はグループに分かれ、「眺め」の蔭に隠された機械や、“名前”に隠れているストーリーを発見しに名古屋の町を探索する。
※2:デザイナー魂を大いに発揮して「この下やこの間に隠れ、期待(既に想定されているもの)で閉ざされている目には見えてこないもの」を発見し、それに触発された“お話し”を創作する。観察し、徹底的に調べる。書いて創作する。メディアは自由に選択(十二分に、また、それ以上にそのメディアを活用する)。
 新しい1つの“眺め”を創り出す…。ここは、各グループの1人1人のメンバーが役割を果たす段階である。 想像力のコラボレーションと自由な(何の拘束も受けない)発想で練り上げる創造プロセスを楽しむ。限られた時間の中、各グループが自分たちの興味の中心を決め、最終プロジェクトに取り組む前のフィードバックとしてディスカッションを行う。
 どのようにして、私たちの想像力が具体的な出来事となり、具体的な場所を占めるようになっていくのか?どのようにして、毎日私たちは周りに展開する日常の世界に想像の世界を描き込んでいくのだろうか?


   
  トーク&ディスカッション/公開プレゼンテーション
◎入場無料◎申込不要※終了しました。


台湾・クロアチア・オーストラリア・メキシコ・リトアニア・ブルガリア・中国・アメリカ・オランダ・日本の若者約30人が1週間、日常の裏側にひそむものを見て歩く。それぞれの目には何が映るのか?今回は発表へ向けてのやり取りも公開される。言葉の壁からその作業は難航するかもしれないが、新鮮な視点での報告がなされるにちがいない。
◎会場=ナディアパーク・アトリウム(名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク2階)

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