マーブレットと呼ばれた透明感のあるのプラスチックでできたドレッサーセット。マーブレットは別名カタリンとも呼ばれ、大理石風の柄を出すプラスチックとしてもも使われた。1920〜30年台はこうしたさまざまなプラスチックが次々と開発された時代でもある。立体的な三角形の幾何学形態、琥珀色とアジアの漆を思わせる漆黒とのコントラストの効いた組み合わせはアール・デコ・スタイルの特徴を示す。