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入選/Honorable Mention |
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タイトル: | Plant Light | |
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コンセプト: | 「病は気から」と言うように、心の持ちようで人は大きく変われる可能性があるのではないか。特に難民キャンプという過酷な状況下で暮らす子供達にとって、それは将来に関わってくる。プロダクトというモノを用いて、彼等を精神的に支える支援ができないかと考えた。 光を植えるというコンセプトは、彼等が暮らす土地の環境と、植物のように土地に根付いたプロダクトになって欲しいという思いから必然的に生まれたものである。光が人の心に対してもたらした影響は、一人の中で閉じてしまわず周りの人へと伝わっていく。そして、それは全世界へと広がり、みんなのためになる。蓄光ガラスという特殊な発光体を用いることによって、先進国に住む我々は「光」を支援することができるようになった。 蓄光ガラスは光のエネルギーをガラス内部に蓄えて、徐々に明るさを落としながら夜間に光り続ける。このプロダクトを使用する為に必要なのは、太陽の光と土だけである。 |
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コメント: | 夜間にはおそらく真暗闇になる難民キャンプで、シンボリックに光る植物。 現在の蓄光技術であれば十分実現性のあるプランであり、太陽の光と土だけで持続使用できるプロダクトである点も高く評価できる。 1次審査の際の審査員のアドバイスでは、異世界からいきなり飛び込んできたようなデザインではなく、そこに住む人たちの感覚に無理なくとけ込むプロダクトを望んだが、2次審査に提出されたモデルには、まだやや違和感を覚えた。 |
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Profile | ||
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受賞者名: | 村越 淳/Jun Murakoshi | |
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生年月日: | 1978年6月3日 | |
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性別: | 男性 | |
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国籍: | 日本 | |
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学歴: | 千葉大学大学院・自然科学研究科・デザイン科学専攻 修了 | |
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職業: | MA 2nd Year, Design Products, Royal College of Art | |
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展覧会など |
“Made In Nigeria” British Council Lagos, Lagos/Nigeria,
2006 “Made by Machine”, Milan/Italy, 2006 “100の座り”展, Tokyo Designers Week, Tokyo/Japan, 2001 |
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