世界インダストリアルデザイン・ビエンナーレ
BIO13

「第13回国際インダストリアル・デザイン・ビエンナーレ(BIO13展)」(※)へ、日本を代表して15社17点の日本の優れた工業製品を出展。参加20ヵ国237社の336点の中から、川崎和男氏の車椅子「CARNA」が金賞・ICSID特別賞を受賞、作品の社会的影響が大きい、デザイナーが今後取り組むべき課題について示唆、自己の経験を制作に活かしていることが、高く評価されたもの。また、ホームコピーファクシミリ(シャープ株式会社総合本部)、ウィンドMIDIコントローラー(ヤマハデザイン研究所/吉良康宏)が入賞。
(※)BIO展: スロベニアのリュブリアナで1964年以降ほぼ隔年ごとに開催。現代の優れたデザイン製品の動向を紹介することで国際市場での工業製品と視覚コミュニケーションの方向付けに貢献しようとするもので、同展は、A)工業製品、B)情報機能システムとCI計画、C)デザイン企画の3部門で構成される。優れた製品・作品には賞が授与されるが、これは世界レベルのデザインのアウォ-ド「ジャーマンデザイン賞」、「インダストリアル・フォルム賞」などとならび称される。

会場

スロベニア共和国・リュブリアナ市

日時 1992年5月17日(日)〜 1992年6月14日(日)
主催

BIO開催委員会 (リュブリアナ市、スロベニア経済会議所、リュブリアナ工業デザイン協会)

共催・後援など

日本出展主催=株式会社国際デザインセンター、協力=財団法人日本産業デザイン振興会、(社)日本インダストリアルデザイナー協会、中部デザイン団体協議会

「BIO13」日本展示広報ツール


「BIO13」柱巻広告。リュブリアナ市街地で


「BIO13」日本展示。手前は金賞・ICSID特別賞を受賞した、川崎和男氏の車椅子「CARNA」