ニュース&レポート

2013.10.01
 
 

クリエイティブ・デザインシティなごや2010 活動記録

CODE:ポスターデザイン・コンペティション2010 [名古屋]

第7回国際コンペティション「名古屋デザインDO!2010」/グランプリ受賞作「てことば」

国際若手デザイナーワークショップ2010「非連続の連続|デザインで気づく名古屋がある」/フィールドリサーチ

デザイン啓発事業「NAGOYAキッズ・デザイン2011」親子デザインワークショップ

ソウルデザインフェア2010

国際デザインフォーラム+ユネスコ・デザイン都市ネットワークサミット2010

デザイン&モビリティ・イン・クリエイティブシティズ

国際デザインセンターでは、名古屋市のユネスコ・クリエイティブ・シティズ・ネットワーク( UCCN )デザイン都市部門の加盟認定を受け、認定都市間の相互交流促進に貢献するとともに、名古屋のデザイン活動の紹介に努めています。2010年度、クリエイティブ・デザインシティなごや2010の事業として、以下の事業を推進しました。
※各事業の詳細は、クリエイティブ・デザインシティなごやのウェブサイトでご覧いただけます。

 

■クリエイティブ・デザインシティなごや2010主な事業

CODE:ポスターデザイン・コンペティション2010 [名古屋]
テーマ:都市のアイデンティティ
7つのデザイン都市(*ベルリン、ブエノスアイレス、神戸、モントリオール、名古屋、上海、深圳/2010年6月現在)が初めて共同開催したプロジェクト。それぞれの都市にある固有のビジュアル・アイデンティティを表現したポスターを募集。各都市10点合計70点が選ばれ、各参加都市で展示、ウェブサイトに掲載(2010年9月〜2011年末)された。
入賞作品展 名古屋:2010年10月9日~17日(国際デザインセンター・デザインギャラリー)

第7回国際コンペティション 名古屋デザインDO! 2010
「未来のために まもる・すくう・できる」

才能を秘めた若いデザイナーの発掘と育成を目的に隔年で実施する国際コンペティション。今回の募集テーマは、「未来のために まもる・すくう・できる」。近い将来、遠い未来、身近なこと、世界のこと。未来をまもり、救うために、デザインができることを、ものや空間、コミュニケーション、システム等あらゆる分野から募集。2段階審査で選考、秋に入賞入選作品展を開催した。
入賞入選作品展:2010年11月25日〜12月5日(国際デザインセンター・デザインギャラリー)
展示作品:グランプリ1点・部門賞4点・入選20点

国際若手デザイナーワークショップ2010
「非連続の連続 | デザインで気づく名古屋がある」

国際若手デザイナーワークショップは、若手クリエイターのデザイン力の向上のみならず、他分野・他文化間コラボレーションを通した国際的視野の拡大、将来にわたる国際的ネットワークづくりを目指し、2000年より開催。今回のテーマは、「非連続の連続 | デザインで気づく名古屋がある」。点在するように見えるさまざまな事象や歴史、文化には実は連続性がある。これらを見直し、連続性を持たせ、発信力を持たせるにはどうしたらいいのか。チームごとにフィールドリサーチを通し考察、デザインによる解決策を提案した。ワークショップ:2010年11月26日〜12月2日(国際デザインセンター、名古屋市近郊)

デザイン啓発事業「NAGOYAキッズ・デザイン2011」
デザイン啓発事業では、市民のデザインに対する理解促進とデザインを通した人材育成をめざし、デザイン展やセミナー、ワークショップを開催してきた。今年度は、近年の、子どもたちを守り育てるデザインや豊かな未来を開くデザインに対する関心の高まりを受け、子どもたちのためのデザインをテーマにした展示会と親子デザインワークショップを開催した。
NAGOYAキッズ・デザイン展:2011年2月23日〜28日(国際デザインセンター・デザインギャラリー)
親子デザインワークショップ:2011年2月27日(国際デザインセンター・デザイン工房)

 

■ネットワーク都市交流

ソウルデザインフェア 2010「みんなのデザイン」
総合デザインイベント、ソウルデザインフェア 2010 「みんなのデザイン」のオープニングセレモニー出席。また、「ワールド・デザイン・キャピタル」でもあるソウル市のパビリオンの展示に、名古屋も含めたユネスコ・クリエイティブ・シティズ・ネットワーク各都市が協力、活動が映像などで紹介された。
2010年9月17日・18日(韓国・ソウル/ソウル・オリンピック・スタジアム)

国際デザインフォーラム+ユネスコ・デザイン都市ネットワークサミット2010
ブエノスアイレス・メトロポリタンデザインセンターで開催された国際デザインフォーラムで、デザイン都市名古屋の取組みを紹介。あわせて開かれたUCCNのサブネットワーク会議「ユネスコ・デザイン都市ネットワークサミット」では、次回の共同プロジェクト”CODE”のテーマを「スーベニア(おみやげ)」とすることが決定。また、クリエイターだけでなく、各都市の大学など教育機関との連携や交流事業の実現についても話し合われた。
2010年10月25日~28日(アルゼンチン・ブエノスアイレス/メトロポリタンデザインセンター)

デザイン&モビリティ・イン・クリエイティブシティズ
「モビリティ」をテーマとした国際会議。2010年度ワークショップ部会企画委員の北川啓介名古屋工業大学准教授がプレゼンテーションをおこなった。名古屋独自の文化・伝統からコスプレ、パラサイト・シネマなどサブカルチャーまで、デザインとモビリティの側面から名古屋のいま、むかしを紹介した。
2010年11月21日~23日(フランス・サンテティエンヌ)

UNESCO クリエイティブ・シティズ・ネットワーク年次総会+深圳国際会議2010
ユネスコ・クリエイティブ・シティズ・ネットワーク年次総会に出席(27都市<2010年12月現在>中21都市とユネスコ事務局が出席)。同時に開催された「深圳国際会議」では、「新技術、ニューメディアとクリエイティブ・シナジー」をテーマにしたトークセッションにスピーカーとして参加。各分野のモデレーター、UCCN各都市と活発な意見交換がなされた。また、「食」や「ニューメディア」などをキーワードとしたワークショップも開催され、多様な文化交流が行われた。
2010年12月6日~9日(中国・深圳)