アメリカン・アールデコ・コレクション

2018.08.09
 
 

IdcNコレクションシリーズvol.23

Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼

IdcNコレクションシリーズvol.23
Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼(フライヤー・イメージ)

20世紀初頭、ヨーロッパをはじめに流行を見せたデザインスタイル「アール・デコ」は、1920年代後半から30年代にかけ、経済発展を遂げたアメリカにおいて新しい要素を取り込み、全世界に広がりを見せました。幾何学表現を特徴とするアール・デコ様式の中でも、当時ニューヨークに続々と登場した高層ビル群、摩天楼の形状を取り入れた階段状の“ジグラット・パターン”は、シンプルでありながら力強く、それまでの曲線的なアール・ヌーヴォー・スタイルを一新するデザインの一つとなりました。天にも届かんばかりに高さを競っていた高層ビル群は空をこするほど高い“スカイスクレーパー”(摩天楼)と呼ばれ、当時の新しい技術、新たな都市生活の象徴でもあったのです。

IdcNコレクションシリーズvol.23「Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼」では、ジグラット・パターンを取り入れた当時の家具や照明器具、プロダクト製品などを展示。経済発展とともに、“マシンエイジ”とも言われる新しいデザインスタイルを創り上げていった、アメリカのモダンなライフシーンをお楽しみいただきます。

アメリカン・アール・デコ・コレクション
国際デザインセンターは、20世紀のデザイン史において日本の産業デザインにも大きな影響を与えた、1930年代アール・デコ期のアメリカのデザイン製品を所蔵しています。コレクションは、グラフィック作品から家具や食器などのプロダクト製品までライフスタイル全般にわたる多様なもので、作品数は約2,000点余りにおよびます。コレクションシリーズ展では、毎回テーマを設け、当時の作品をご紹介しています。

出品例

リビング・ルーム・セット スカイスクレーパー・ラジオ
(左)リビング・ルーム・セット/1929年/デザイン:ポール・フランクル
(右)スカイスクレーパー・ラジオ/1930年代初期/RCA社

スカイスクレーパー・カクテル・シェーカーとトレイ プラスチック・ライター
(左)スカイスクレーパー・カクテル・シェーカーとトレイ/1934年/デザイン:ノーマン・ベル・ゲディス
(右)プラスチック・ライター/1930年代

クライスラー・ビルディング
クライスラー・ビルディング/1928年/クライスラー社

IdcNコレクションシリーズvol.23
Ziggurat Design 30s アメリカン・アール・デコと摩天楼

会期:2018年8月9日(木)〜9月9日(日)◎火・水曜日休/入場無料 
会場:国際デザインセンター・デザインギャラリー
主催:株式会社国際デザインセンター