ニュース&レポート

2015.09.09
 
 

活動記録:IdcNデザイン振興事業(2014〜2015年)

ワールド・デザイン・キャピタル台北2016のロゴマーク。2016年へ向けたプロモーション展を国際デザインセンター・デザインギャラリーで開催(主催:台湾デザインセンター)。

たんぽぽの家「Good Job!展2014-2015[愛知展]:デザインギャラリー、アトリウムを会場に、障害のある人たちとともに豊かな生活を実現するためのプロダクトや新しい働き方を紹介する展覧会と、関連セミナーが開催された(主催:一般財団法人たんぽぽの家)。写真はデザインギャラリーでの展示

JAGDAやさしいハンカチ展Part3「被災地からのことばのハンカチ展」:2011年より開かれている東北復興支援プロジェクト「JAGDAやさしいハンカチ展」の第3回。今回は、岩手・宮城・福島の復興商店街に関わる方々の「ことば」を、会員デザイナーがハンカチに。ハンカチの展示・予約販売、ギャラリートークが行われた(主催:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、株式会社国際デザインセンター、中部デザイン団体協議会)。

IdcNコレクションシリーズvol.19「30s Postersーモダンライフとグラフィックデザイン」
(主催:株式会社国際デザインセンター)

IdcNコレクションシリーズvol.20「Electric Dream―家電製品とモダンライフ」
(主催:株式会社国際デザインセンター)

国際デザインセンターでは、2014年度も、デザインに対する理解の促進のため年間を通してさまざまな分野の展覧会やセミナーなどを開催し、幅広いデザインに触れる機会を提供しました。

2014年度の主な事業
●国際交流事業

世界3大デザイン機関(Icsid、Icograda、IFI)をはじめ、国内外のデザインコミュニティーと情報交換を行い、デザインによる相互理解促進に努めた。

iFデザインアワード2015応募説明会・名古屋(共催)
受賞作品が市場で高い評価を獲得し、企業のイメージアップに貢献することで国際的に知られる「iFデザインアワード」(ドイツ)。その応募説明会を開催した。(2014年9月25日/20人)

ワールド・デザイン・キャピタル台北2016–名古屋特別展(共催)
2016年の1年間、ワールド・デザイン・キャピタル(世界デザイン首都)となる台北。そのプロモーション展示会を開催。(2014年11月19日~24日/401人)

●デザインギャラリーの運営・展示会などの開催
デザインギャラリーでは、国際デザインセンターの自主事業開催の他、デザイナーやメーカーの発表の場としても利用され、デザインの魅力を紹介。

●コレクションギャラリーの企画運営
国際デザインセンターが収蔵する約2,000点のアメリカン・アール・デコ・コレクションから、代表的な作品約100点を常時公開。可動型展示装置「コレクションタワー」で展示するほか、20世紀のデザインの歴史をパネルと検索ソフトで紹介した。

■IdcNコレクションシリーズ展
vol.19:30s Posters モダンライフとグラフィックデザイン2

毎回テーマを設け、アメリカン・アール・デコ・コレクションを紹介するシリーズ展。vol.19では、1930年〜40年代のアメリカを彩ったさまざまな分野のポスターに焦点をあて、そのシンプルかつ力強いグラフィックの魅力とともに、大恐慌からの復興を果たした当時の時代背景を紹介した。
(パート1:2013年11月22日~2014年5月18日)
(パート2:2014年5月23日~2014年11月3日)

vol.20:Electric Dreamー家電製品とモダンライフ
コレクション・シリーズ展の第20回では、1920年代後半から1940年代にかけ、アメリカの一般家庭に急速に普及した家電製品の数々と、そこから見える当時の人々が思い描いた“モダンライフ”を紹介。
(2014年11月5日~2015年12月27日/11,512人※2015年3月末現在)

●産官学連携事業
2014年度グッドデザイン賞応募説明会
(共催)
「2014年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の概要や応募方法についての説明会を共催。中部地域の産業やデザイン力をアピールするため、企業やデザイナーなどに賞への応募を呼びかける機会とした。
(セミナールーム3/2014年5月14日/41人)

PVC Design Award 2014セミナー(共催)
PVC (塩化ビニル樹脂)の業界団体が主催する「PVC Design Award」は、ソフトPVC(軟質塩ビ)の柔軟性などの特性を活かしたデザイン提案・製品を広く公募し、この素材の新たな価値をつくり、ビジネスへと育てていくことを目的とした賞。デザイナーに向け、業界のPRを図るとともに素材への理解を深めてもらう説明会を共催した。
主催:塩ビ工業・環境協会、日本ビニル工業会ほか 計6団体
(セミナールーム3/2014年6月3日/19人)

シリーズセミナー「気づきのデザイン・イノベーション」(共催)
「デザイン」が単なる色・形ばかりではなく、物事の課題解決や新たな発見の切り口・手段となることを理解してもらおうと、中部デザイン共創ネットワーク*が主催するシリーズセミナー。第1クールはさまざまな視点からの発想法を学ぶ3回シリーズで、「デザイン思考」を実践している多様な方々を講師に招きディスカッションが行われた。
*中部デザイン共創ネットワーク
中部地域でデザイン振興に熱意のある産・学・官(愛知県立芸術大学、協同組合愛知デザインユニオン、株式会社国際デザインセンター、中部経済産業局、一般社団法人中部経済連合会、那古野地区店舗開発協議会、名古屋商工会議所、名古屋大学、NPO 法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト)の有志が緊密なネットワークを組み、「広義のデザイン」や「デザイン思考」の中堅・中小企業への普及・啓発、ものづくり等の企業とデザイナーとの交流の場づくり等の自立的な活動を展開
主催:中部デザイン共創ネットワーク
(第1回:デザインギャラリー/2014年7月31日/47人)
(第2回:デザインギャラリー/2014年8月21日/43人)
(第3回:セミナールーム3/2014年10月17日/27人)